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携帯対応 イラスト付「放射能を少なくする家そうじ」

a0207462_1510148.gif私のホームページでPDF版がダウンロードできます。

PCで見られる方はこちらがA4サイズです。


「水拭きそうじ」は多くの専門家の先生方が推奨している方法です。
私は空間線量計を片手に何回にもわたって自宅で測定しながら掃除し、メモを取りました。
水拭き掃除をすると、放射能数値は下がりました。
私宅、友人宅でも実践しました。
有効と思われた方法は同じものでした。そしていたって簡単で、単純です。

それをまとめてイラストに描きました。
皆様のご参考になれましたらうれしいです。

監修アドバイザーとしてNPO法人市民科学研究室の代表理事の上田昌文先生に見ていただきました。感謝申し上げます。
(テキストとイラストを別々に載せています。内容同じ)

「緊急時 放射能を少なくする家そうじ」
放射能は風によってお家の中まで入ってきます。安心して過ごせるお家にすることが重要です。いま、こどもの被ばくを少なくするためにも、お掃除をおすすめします。

ご紹介している方法は、放射能の特性(風に舞う・ホコリについている・水で洗い流すことができる)を考慮して作りました。
基本的な方法
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水ぶきで行います。
ぞうきんは軽くしぼりましょう。
洗う時は、付着した放射性物質をきれいに洗い落としましょう。
ホコリや土が溜まっているところは、ぞうきんが汚れます。土が取れない場合はそうきんは廃棄しましょう。
水しぶきをあげないようにしましょう。
a0207462_16175649.gif一ヶ所ごとに水で洗いましょう。


理想的な掃除スタイル
a0207462_16182534.gif・マスク
・帽子など髪の  毛を覆うもの
・ゴム手袋
・靴下
目からも被ばくをします。妊娠されている方はゴーグルをしましょう。
★ 皮膚を露出しないように。
★ ホコリの溜まっている所を掃除する際は特に注意します。


a0207462_16191529.gif使うもの
ぞうきん 水道水 

使わないもの
バケツ ハタキ 掃除機


a0207462_1619573.gif汚れの取れないぞうきんは放射能物質が残っている可能性があるので、ビニール袋などに密閉して廃棄することが推奨されています。



お掃除の順番
a0207462_16211634.gifお掃除は高いところから始めます。
天井→壁→床という順序です。
表面を拭くというよりも、拭きとるイメージがいいでしょう。
こまめにぞうきんを洗います。


★ 壁はドア、ポスターや額縁も拭きとりましょう。
a0207462_16225974.gif家具も拭きとり、最後に床です。


a0207462_664773.gif庭・ベランダ
柵もデッキも拭きとりますと安心です。
雨どい、排水溝は特に注意してください。雑草も抜いたほうがいいようです。

お住まいの地域によっては土を入れ替えたほうがいい場合があります。(注)

注意すること
パタパタしない。(ホコリを舞きあげない)
こどもの近くで掃除しない。
妊婦の方は、マスクとゴーグル着用をしましょう。
切り傷がある場合は手当てをして、表面が露出しないようにしてください。a0207462_16313449.gif



見落としがちな所
ランプシェード・エアコン・玄関・網戸・カーテンレールの上
a0207462_16273639.gifエアコンのフィルターのお掃除も忘れずに。
a0207462_16294583.gif靴の裏も拭き取りましょう。
玄関は放射性物質が集まりやすいところです。
定期的に拭きとり掃除をしましょう。


a0207462_16295718.gifホコリのたまりやすい所は注意して、拭きとりましょう。カーテンも洗いましょう。

どのくらいの頻度でお掃除をすればいいのでしょうか?
お住まいの地域の環境によって変わると思います。
お住まいの場所が街中であるのか、丘の上にあるのか、道路沿いなのか、一階なのか、高層なのか環境によって、お家の中にどの程度風が吹き込むのかを考慮にいれてお掃除をしていけばいいと思います。頻度は一概に言えません。
風が吹き込むと土やホコリと共に放射線物質が家の中に入ると言われています。
強風の時は窓を開け放つのを控えると、お掃除の頻度を減らせるかもしれません。

そうじが終わったら・・・a0207462_16303360.gif
うがいをしましょう。
シャワーを浴びましょう。
衣類はお洗濯しましょう。

追記情報
ベビーカーこども乗せイス(自転車用)三輪車こどもの自転車を拭き取っていない方は

こちらもぜひ水拭きしてください。

自転車は特に外に置かれている方が多いので、必ず拭いてください。

また、家の中で使っているこどものおもちゃなども一度水洗いされると安心につながります。

コメント欄でご質問がありました。
(私は専門家ではなりませんので引用してお答えします。)Q. 掃除に使用した雑巾はどうすべきか?
A. 密閉して捨てることを推奨します。なお、回答への参考先は中部大学の武田邦彦先生のブログです。
こちら→「自宅クリーン作業」 http://takedanet.com/2011/04/post_96d9.html
フローリング用ウェットシートでお掃除された場合も同様に密閉して捨ててください。

読者の方からの情報
汚染濃度の高いところのお掃除には雑巾より使い捨てウエットシートの方がいいのではないかというご意見を頂きました。
汚染した雑巾そのものが放射能汚染物質になる可能性があるそうです。

ちなみに私も玄関の掃除には、ウエットシートを利用しています。(必ずビニール袋に入れて捨てています。)

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制作協力:
上田昌文先生(NPO法人市民科学研究室 代表/未来学会常任理事)

情報参照:
「ベラルーシの部屋ブログ」
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/

武田邦彦先生のブログ(中部大学教授)
http://takedanet.com/

a0207462_16372810.gifひとこと
残念なことですが、放射性物質は一度私たちの生活圏に出てしまったら、長い間ずっと自然や人体に悪い影響を与える能力を持ち続けていると言われています。

私は今回の事故によって、放射能の問題にようやっと気づきました。「ああ、なぜ私は今まで無知な態度をとり続けていたんだろうと」思いました。「心では反対だったけれど、行動を起こしていなかったではないか」と思わされています。

放射能とはこれから長い年月付き合っていかなければならない、そういう世界にしてしまいました。今幼きこどもを育てている保育者は、育児とともに放射線から子を守るという責任が生まれました。(保育者だけではなく社会の責任です)

少しでもこどもの身の回りから放射線物質を遠ざけることをしましょう。
私たち大人のできる防衛策です。そして洗浄の心の有りようと思っています。
家の掃除をすることが、家族の被ばくを抑えることです。

放射性物質は家の中からなくなりますが、下水を通って処理施設に行きます。そしてそこでまだ生きています。
残念なことですが、消えるのには時間がかかるのです。
ですから、これからずっと「家の水拭きそうじ」が有効と思います。
今、そしてこれから私たちが出来ることです。

他に大切なこと
家に入る前に体やカバンについているホコリをポンポンポンと落とすこと。
うがいと手洗い。手洗いは手も腕も洗います。半ズボンの場合は足洗も有効です。
長年イラクで劣化ウラン弾の問題に直面しながらも活動を続けている方にウェットタオルを玄関に置いておくことを教わりました。
「みんなで防ごうほうしゃせん」 http://www.mikanblog.com/?p=1864
イラストレーター・画家・デザイン・アクション家 柚木ミサトさんのイラスト

(注)廃棄する土につきまして
廃棄する土の量にもよりますが、お住まいになっている行政に相談しなければなりません。
現在、多くの人が実践している方法はビニール袋に入れて、穴を掘って地面に埋めるという事のようです。
今後の行政の対応が問われるのかもしれません。
しかし、ただ待っているだけではなくひとりひとりが考えて少しずつでもアクションを起こし、できることをひとつひとつやっていかなければならないだろう、と思っています。
「放射能を少なくする家そうじ」の作成にあたりましてアドバイスをくださいました上田昌文先生(市民科学研究室・代表理事)に感謝申し上げます。
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by emi_nakae | 2011-06-10 15:24 | 放射能から身を守る(掃除編)