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松本市の現市長 菅谷医師の定例会見から「健康障害、セシウムの問題」について書き出し

何度かこのブログで書いていますが、(カテゴリにあります)
松本市の現市長 菅谷医師(チェルノブイリの事故後に子どもたちのケアをされてきた先生です)が、
10月4日の定例会見で、
「低濃度汚染地での子どもを含む、住民達の健康障害への危惧」のお話をされています。
チェルノブイリで医師として、現在も住民を観察している立場からお話されています。
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/aramasi/sityo/kaiken/teirei20111004/index.html
動画もここのリンクにあります。

引用(部分的)
21:30頃から
<癌よりも健康障害・・・特にセシウムの問題>
 チェルノブイリの事故後25年たっていますけれども、今、低濃度汚染地でですね子どもを含め、あるいは住民達の健康障害っていうかたちで。どうしても今皆さん方もたぶん放射線っていうかたちで被曝したらどうなるかってときに、癌という問題を非常にクローズアップさせますけれども、僕は癌の問題じゃなくてそれ以外のやはり健康障害っていうのが大きな問題を占めますよって。その中の特にやはりセシウムっていうのが、正直いってセシウムがどういうふうな影響を及ぼすかっていうことは本当にはっきりわかってないんですよね。

 例えば放射線ヨウ素みたいにどちらかといえば甲状腺癌っていう問題、あるいはまた大量にいけば今度甲状腺機能が下がってしまうっていうのはありますけれども、その辺のところがですね、セシウムっていうのはまだよくわかってない

 低濃度汚染地っていうのはセシウムですから、これは今回皆さんご承知のとおり福島県が予想以上に汚染されていますよね。ですからこういうその低濃度ででもですね福島市、二本松市それから郡山もそうですけれども。こういう状況が長期に続くわけですから、これはまさに土壌の中のセシウムですから物理学半減期でいったら30年ですから。そういうような状況の中で人が住んでいた場合に、どういうふうになっていく。これはまさに癌じゃなくてむしろ健康障害っていうことを私ずっと申しあげているんです。

<除染は時間がかかる 国の対応への提言>
 特に学童の集団疎開・集団移住っていう問題を考えて、一時期ですね。一定期間はやったりするのも一つの手ではないかと。除染とあわせて。除染なんていうのは、そんなにすぐなんて、時間うんとかかるわけですから。その間やはりそこに子ども達が住んでいることによって、被曝を受けるのをどういうふうに考えるか。あるいはまたそこでとれたいろんな食品なんかを食べるときにも、子ども達はどうなのか乳幼児なのかってことを。こういうようなことを、やはり具体的にお話していかないといけないんじゃないかと。僕はそういう時期にきているんじゃないかなっていうふうに思っているものですから。これはかなり私としては少し深刻に考える状況が出ているだろうと

 このへんは政府の対応は、ちょっとやはり心配するんですよね。もう少し国民っていうんですかね、そこに住んでいる皆さんの心配していることに、もう少し寄り添って対応考えてあげなきゃいけないんじゃないかっていうふうに、私は個人的には思っております。その根拠っていうのは、今チェルノブイリのそういうまさに低濃度汚染地と福島の市内とか、あるいはまた二本松とか郡山。同じか、むしろ福島のほうが高いんですよね。だからそういうことをやはりお話してこなきゃいけないし。継続する低線量被曝をどう考えるかっていうような、このへんのところをやはりぜひ政府としてきちんと考えてもらいたいなってことを言ってきます。

35:30くらい
<甲状腺の機能に異常が見られたことについて・・・超音波診断がいい>
 癌の場合は悪性の腫瘍で悪性ですけれども、機能の場合は良性なのですよね。ここを分けて考えなくては。今回の場合は血液検査で出た結果をただこうだったと出しただけなのですよね。その時に、血液検査で甲状腺の癌を見つけることはこれはまず難しくて無理です。一番早いのは特に子どもさんはいま超音波診断が一番いいと思います。まずこれしかないと思いますね。

 ですからこれは僕は、すぐこれを放射線の影響だとは言えませんから、経過観察しかないし。あの結果をもって色々することは大変危険であると私は思っています、ですから今後経過観察して行く必要があると思ってます

 甲状腺癌に関しては多分超音波が主体だと思います。それに付随して血液検査もやっておこうかと。それは、全く別な甲状腺機能をみたい、ですから。今おっしゃったようにヨウ素というのはあくまでも甲状腺癌の問題ですから全然違うわけですよね。ですからある意味では今回の場合は血液検査をしたけれども、出来ればむしろ超音波をやってもらった方が良かったと思います。
 この辺のところは非常に多分誤解されてしまうから。僕みたいに申し訳ないけれども専門の領域だったらデータ見て、今みたいに言えますけれども、そうでない人は、えっ異常が出たのといったら、すぐ甲状腺癌と言ったら、これはもう大きな誤解を招きますから。僕はある意味で注意しなくてはいけないのでは無いのかなと思っています。

(以上、黒字には私がしました。)

来週、菅谷市長は文科省で医師の立場でお話されるそうです。
政府にはこれ以上被ばくを増やさないように、汚染地を拡げないように、迅速な対応をして欲しいです。
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by emi_nakae | 2011-10-08 06:10 | 菅谷昭 松本市長(医師)の見解