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ベラルド研究所のウラジーミル・バベンコさんの講演会の書き出しと補足(子どもを放射能から守る方法)

10月13日、14日に『自分と子どもを放射能から守るには』著者 ウラジーミル・バベンコ氏来日 講演会が開かれました。
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▼講演者
ウラジーミル・バベンコ氏(ベルラド放射能安全研究所 副所長)
辰巳雅子氏(「ベラルーシの部屋ブログ」執筆者・通訳兼)


この講演会(会見)はustreamで中継されました。IWJ_FUKUSHIMA(岩上安身率いるIWJ)
録画はこちら。
http://www.ustream.tv/recorded/17864102

ベラルド研究所のこれまでの活動内容と子どもを放射能から守る具体的な方法などを示唆して下さっています。
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(以下、抜粋)
0:23:30
『長期間、放射能物質が体内にあるとこは人体への被害が多くなります。
(そのために、放射能物質を体内から排出させることが必要となり、排出させる)サプリメントの開発が必要になりました。そしてリンゴペクチンの開発を始めました。』

『当初、リンゴペクチンはウクライナが開発しました。ベラルーシはウクライナのペクチンを輸入しようとしましたが、高価なために輸入出来ませんでした。そこでベラルド研究所はドイツの研究機関と連帯して【ビタペクト】を開発しました。』

注:【ビタペクト】につきまして
チロ基金のHP
(チェルノブイリ事故を受けてこどもたちを守る活動をされています)に詳しく載っています。
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html
また、「ベラルーシの部屋ブログ」にも最新の情報と摂取した経過などが書かれています。
http://blog.goo.ne.jp/nbjc

『ペクチンは身体の中から放射性物質を排出する働きがあります。』
(補足:上のビデオにはありませんが、講演会場で書き取りした私のノートから)
『ペクチンは色々な野菜や果物に含まれています。
オレンジの実に一番含まれていることが分かりました。しかし、ベラルーシは寒い国なのでオレンジは高価なものであるためにリンゴを使ってペクチンを作ることにしました。オレンジにはリンゴよりも3〜5倍のペクチンが含まれています。』

0:50:38
ベラルド研究所の見解では、体重1kgあたり20ベクレル以下であれば、安全と考えています。(体重によって多少数値は変わりますが)
これを超えると危険というわけではない。これ以下であればかなりの確率で安全と考えています。
しかし、まったく被ばくをしないというのが一番いいです。』
(ちなみにベラルーシ保健省は1kgあたり400ベクレル以下が安全という基準です)

『ベラルド研究所ではある村のこどもたちを測定し、そこの全員が体重1kgあたり20ベクレル以下であれば、2度目の測定にはいきません。しかし、数年経つと、母親たちが「どのように食品に配慮するのか」を忘れ、内部被ばくが出てくるので再度測定しにいかなければならない事態がおこっています。』

0:58:30
『食品、体内の放射能値の測定をしなければなりません、測定することで、その後の対策ができます。』

[放射能値の測定なしの対策]
『スピルリナは放射能物質を体内から排出する作用があります。
3週間の服用で40%の排出の効果が認められました。
スピルリナは養殖栽培で現在アメリカ、中国、ロシア、モルディバで栽培されています。』

1:01:00
[放射性物質を体内に入るのを防御する方法]
『土壌や体内にカリウムが足りないと放射性セシウム(水溶性)が入り込みます
放射性物質は水溶性です。
同じ様に、ストロンチウムはカルシウムに性質が似ています。
身体の中でカルシウムが欠乏している状態で、ストロンチウムを体内に取り込んでしまうと、一瞬にしてストロンチウムが体内の骨組織に蓄積されます。

『ハンガリーの研究者の発表したカルシウムのサプリメントをご紹介します。
鶏の卵を固ゆでして、殺菌し、皮を剥きます。皮についている薄皮も取り除きます。そして、粉状になるまで細かく砕きます。
それを一日6g服用します。
これは、卵を利用したカルシウムサプリメントです。
しかし、私(バベンコ氏)は6gは多すぎると考えています。』
注:補足、他の場面で2gでいいのではないか、と述べられています。

(以上、赤色などは私がしました。お時間のある方は録画をご覧下さい。)

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自分と子どもを放射能から守るには」には詳しい対策等が載っています。

また、以前私が辰巳さん(翻訳/通訳者)と作成しましたテキストは、ダウンロードフリー(無料)です。
イラスト付「放射能を少なくする食生活」http://eminakae.exblog.jp/12956098
イラスト付「放射能を少なくする下ごしらえ」http://eminakae.exblog.jp/12682618

ベラルド研究所のウラジーミル・バベンコさんの講演会の書き出しと補足(子どもを放射能から守る方法)_a0207462_1028979.png
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プリント用/PDF版は私のHPからどうぞ。(こちらもダウンロード無料です。)
http://emibatake.jimdo.com/


by emi_nakae | 2011-10-17 10:50 | 放射能から身を守る(食事編)