できることから、はじめたい

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NHK「ヨウ素剤はなぜ配られなかったか」、これからを考えます。

安定ヨウ素剤はなぜ配られなかったのか?

NHKのニュースで検証の報告がありました。
以下のリンクから、番組を見ました。
http://cgi2.nhk.or.jp/nw9/pickup/index.cgi?date=110922_1
ダイジェストですが、書き出します。

(以下)
いわき市のあるご家族、
安定ヨウ素剤が配られていたにもかかわらず、
服用の指示がなかったために、ヨウ素剤は服用されなかった。
『市の指示があるまでは、いっさい服用しないでください』と指示があった。」
 ↓
20キロ圏内の住民に活用されなかった。

住民に配布する準備をしていた福島県の大熊町は、
『国からの指示なく配布出来なかった。』
 ↓
4000人のヨウ素剤は段ボールに入ったまま対応出来ず。

最も放射性物質が空気中に放出された3月12日〜15日、
国は「服用」の指示を出さなかったが、国に服用を勧める助言はあった

国から原子力の安全を監視する役割を任されている被ばく医療医・鈴木元氏(国際医療福祉大)
『基準値を超えたら、(ヨウ素剤を)飲むべきだと助言した。』

基準値は13日に超えていた。
国は16日になって、安定ヨウ素剤を投与する様に指示。
 ↓
大量に放射性物質が放出された後。避難した後。
情報伝達の不備。

なぜ、情報が伝達されなかったか?
→原子力安全委員会・原子力防災課のコメント
『自然災害も同時に起き、次々に連絡しなければならない事象がある、一方で回線がなかなかつながらない・・・私達の方から連絡が不十分であったなら、それは申し訳なく思っております』

→鈴木元氏(国際医療福祉大)も実際の服用があったか、確認しなかった。
鈴木氏『私達はシビアアクシデントが起こるということを、切羽詰まって考えていなかった。
私達が考えてきたシステムに不備があったと思う』

(以上)
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ちがう話になりますが、先日の台風災害でも「情報伝達の不備」は叫ばれています。
いつも「想定外」という言葉に全てを背負い込ませている現実があります。

いま、ツイッターの登録者は1億人を超えています。
ツイッターは第一次情報源となりうるツールです。
*第一次情報源とは、事象や情報の発信源のこと。自らの体験や考えを発信すること。例:「大雨で木が倒れた」など。

大切な友人、家族、自然、時間を守るために、
自らの知力と行動力、そして情報技術を伴って、
「自らの判断が実行出来る」ように各自が想定外を見越して準備する必要があると感じています。
(ツイッターを利用出来ない人もいます、一番大切な情報技術はお隣の方に情報をお知らせすることでしょうか。)

未来に向かって・・・行動出来る様に自らの態勢を整えていくことが大切だと思います。

そして、社会全体が互いに大切なものを尊べる様に、行動する。
これは、個人レベルで「できること」です。

ご近所への声かけでも、地域社会への参加、文化へのまなざし・・・いろいろな角度から始められることと思います。
私も、今一度自分の生き方を見直し、大切なものを互いに尊べるように、「できること」をやりたい。
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by emi_nakae | 2011-09-23 09:04 | ふつうの私にできること

書籍「自分と子どもを放射能から守るには」発売

書籍「自分と子どもを放射能から守るには」が発売されました。
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この本は「ベラルーシの部屋ブログ」で掲載されてきた内容を書籍として編集し、
今中哲二先生(京都大学原子炉実験所)が監修されています。

事故当初、
放射能からどうすれば逃れられるか、
食材にも険がある・・・それは内部被ばくという、
放射能は水で流される、
放射能は花粉のように飛んでいる、
などなど、
私があまりにも無知であった情報を刻々と伝えてくださったのが「ベラルーシの部屋ブログ」です。

ブログ内で
放射能から日本に住んでいる人の身を守るために、ベラルド研究所が国民用に無料で配布しているリーフレットを訳してくださり、次々と発表してくださいました。
私たちは、それによって多くの情報を知るきっかけを貰いました。

ベラルーシの部屋ブログの管理者であり、書籍「自分と子どもを放射能から守るには」の翻訳者である辰巳雅子さんに、感謝してやみません。

その後、私はこのブログで
イラスト付「放射能を少なくする下ごしらえ」
イラスト付「放射能を少なくする食生活」
作成に取り組みました。

お忙しい中、時差がある中何度も何度もメールをやり取りしてご監修いただきました。
改めてここに感謝申し上げます。

書籍「自分と子どもを放射能から守るには」のご購入は
アマゾン等でできます。


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内容
チェルノブイリ事故から25年。
時を経てわかった放射能の中を生きるすべとは。
ちゃんと知って、ちゃんと食べて、賢く生き抜く12Files

第1章 知って守る

File1チェルノブイリ原発事故のこと 
File2放射能とは? 
File3放射能はどのようにして体に入る?
File4放射能が体に与える影響 
File5食品の放射能測定と暫定基準値 
File6体内放射能を測る

  第2章 食べて守る

File7キッチンでできる食品放射能の減らし方 <野菜・くだもの、きのこ、乳製品、肉類、魚介類>
File8放射能から体を守る食生活 
File9ペクチン剤とは?

  第3章 この地で生きる

File10汚染地域で畑や家庭菜園をするには 
File11汚染地域で生きるためにするべきこと 
File12いっしょなら簡単に!


私も早速、注文しました。
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by emi_nakae | 2011-09-17 05:30 | 放射能から身を守る(食事編)

「放射性セシウム検査済」表示をめぐる対話、再認識できたこと

先日、「放射性セシウム検査済」のシールが貼られた加工品(レトルト)ハンバーグの写真をめぐり、
いろいろなやりとりがありました。
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写真は(@gamagamagaman)さんの撮影。

この写真をめぐって、
「こんなハンバーグが買いたい」
「こんなシールが食品に貼られている世の中はおかしい」
「実際はどんな検査なのか?」
「とはいえ基準値以内で表示しているんでないか?」(牛肉は500ベクレル/kg)
などの書き込みがありました。(ツイッター上)

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次の日に、@gamagamagamanさんが製造元のサカタフーズさんにお電話して
検査について質問をしてくださいました。結果は・・・

①放射線計測値=不検出(セシウム134.137.ヨウ素131)110の値のあるものがあったが、使用せず返却。
②理研分析センターにて加工する前に全量検査依頼をした。
③加工品には基準値がない保健所からの指示もなく全て自主判断に。


でした。
@gamagamagamanさん、ありがとうございます。行動力に感謝!

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私は、商品に検査済みの表示をした決断に勇気を感じました。

そこで、次の日お電話しました、

『「放射性物質検査済み」表示に感謝します。』と伝えたかったからです。

そのやり取り・・・
私 「今回【放射性セシウム検査済】という表示を初めて見ました、ご決断に感謝します。」
サ 「ああ、良かった、ありがとうございます。そうですか・・・はい調べました、自費で1万2千円で・・・・」

私 「逆に、クレームなどもあるとは存じますが、ご決断に消費者として嬉しく思います。」
サ 「(表示の有無は)考えました・・・ですから、(放射線物質の汚染の)心配がなくなったら、表示は外すつもりです。」
私 「そうですか。」


(表示は一部の消費者には歓迎されるかもしれませんが、畜産業界や他のメーカーさんからは嫌がられるお立場であることが想像できます。)

サ 「でも、これは大手さんだと出来ないんです。小さな会社だからこそ出来るんです。」
私 「小さな子供を持つ母親としてとても嬉しいです。ありがとうございました。」


と電話を切りました。
(他にも加工品には基準値がないなどのお話もさせていただきました。)

「小さな会社だから出来る」という言葉が印象的でした。

ひとつの会社が始めてくださったことで、
結果的に流通するベクレルの数値が低くなり、
後に、汚染食品の流通がなくなる望みもあります。

一消費者である私たちが、安全宣言の商品を購入すること(支援すること)で、
汚染食品の流通を無くす可能性もあると、望んでいます。

このことで考えたこと・・・。

会社のネームバリューが安心感を与えることではなくなったということ。
消費者の立場で取捨選択をしなければならないこと。
それが、社会を変えることにきっとつながるということ。


これを再確認した出来事でした。

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サカタフーズさんを応援したいです。

私たちそれぞれの小さな態度が、
誠意ある作り手やお店、メーカーさんに出会える方法で、
且つ応援する方法と思います。
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by emi_nakae | 2011-09-07 06:36 | ふつうの私にできること